衰えたものがふたたび息をふきかえし栄えること
起こり得ないことが奇跡的に起こるたとえ

ここ西脇市では200年以上の歴史を誇る地場産業の播州織が国内先染め織物の70%を締め日本の繊維業の発展に貢献して来ました

第二次世界大戦後ガチャリと機械が音を立てると1万円儲かると言われた偶然の好景気からオイルショックなどの影響により2万6千台以上あった織機は今や20分の1以下に

店主の実家も今となってはそんな数少ない機織工場のひとつです

無骨な工場に小さな窓から柔らかい陽の光が差し込み、休むことなく鳴り響く機織の音、その面影を色濃く残した工場跡地を ”枯れ木に花” としました

素朴で飾らない食をご提供しています

全国各地にある養鶏場の中から自然豊かな環境で伸び伸びと育ち愛情を注ぎ込まれた放し飼いのたまごを数種類取り扱っています

卵本来の甘みや旨味をそのまま味わって頂けるたまごかけご飯やカラダとココロにやさしいおやつ

店主が真心を込めて手廻しで焙煎した豆で煎れるネルドリップでじっくり時間をかけて抽出した珈琲

安くて使い勝手のよい大量生産品の行き交う時代

そんな時代に敢えて人の手仕事を感じる物、古き良き物、一点物を選ぶことで大切に扱い日々の暮らしに少しの彩りをもたらしてくれる物をわたしたちは非日常品と呼びます

時代、地域、そういった枠にとわられず選ぶことを大切に地場産業である播州織の生地を用いたプロダクトや、作家さんの器、今の時代また誰かの目に留まり、輝き息を吹き返す古道具などを扱っています

一部喫茶でも使用していますので是非ご覧ください